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【The Cat Who Wished to Be a Man】

Lloid Alexander著
【The Cat Who Wished to Be a Man】_e0064847_20405621.jpg

訳本も出てるようです。邦題はそのまんま「人間になりたかった猫」です。

舞台はイギリス中世あたり(たぶん)。
Magister Stephanusに飼われているLionelというオス猫の物語です。

「Magister」という単語を辞書で引いても出てきませんでした。
英英辞典の【Learner's Dictionary】にもありませんでした。
そこでネット検索、するとファンタジー小説のサイトに沢山出てきて、日本語では「魔法先生」とか「魔術導師」とあります。
はは〜ん「魔術」・「先生」・・・な〜んだ、造語か。
MagicとMasterを組み合わせた造語のようです。
日本語にするのでしたら、魔術だとちょっとオドロオドロしいので、「魔法導師」なんか、ちょっとコミカルで良いかもしれません。

 この導師は、自分の飼い猫をしゃべれるようにして、話し相手にしていたのですが、猫が次第に自我に目覚めてきて、とうとう、人間になりたいという願望が押さえきれないほどに膨らんできます。何度も何度もしつこいほど導師に頼み込んは叱られますが、とうとう根負けした導師が猫の望みをかなえてあげるのです。
 
ここから、人間Lionel(長身の筋骨たくましい青年)のおかしな冒険が始まります。

難易度★☆☆☆☆
by cicci2cicci | 2007-01-17 20:42 | 英語学習 洋書 | Comments(0)

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