ポルタティーフ・オルガン製作記 Making Portative Organ No.3
2006年 07月 14日
5種類の木製パイプを試験的に作ります。
1.Open Diapason
2.Stopped Diapason
3.Lieblich Gedackt
4.Diapason Stopped Bass
5.Wald またはClaribel Flute
木製パイプの場合、断面形状が正方形ではなく、幅より奥行きが大きいです。
H.F.MILNEの参考書によると、管長、幅、奥行きを具現化するスケール(計算式というより、単純な三角法)が、それぞれのパイプの種類で違ってきます。閉管の方が、開管に比べて幅、奥行きの比率が大きくなります。
鳴り具合、音色等は、パイプ下部の、Kern(核)/Blockと、取り外し可能のUnder Lip(下唇)/Cap(キャップ)の内側の加工に依るところ’大’です。木の材質も大事ですが....
(P.S)
参考資料自体、英語とドイツ語がごっちゃになっています。もう少し用語を覚えてきたら、統一していきたいと思います。でも...それぞれに該当する単語が無かったりするので、その時はしょうがないですね・・・
(P.S.)
英語とドイツ語がごっちゃ...理由が判りました。歴史的にヨーロッパ各国で独自の工夫と改良で進化してきたので、やはりその国の固有の名称が沢山あることが、下記のサイトで解りました。
【Encyclopedia of Organ Stops】
詳細は「古楽器を作ろう」へ
by cicci2cicci
| 2006-07-14 17:07
| ☆Portative Organ
|
Comments(0)