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古代メソポタミアのリラ(ライア)#4

新設計「シュメリアン・ライア Sumerian Lyre」の続きです。
本体のフレームとネックを組みました。ネックに予めペグホールを開けました。
そして響板材のはぎ合わせです。
材は、チェンバロの堀工房から貰い受けた道産材のエゾマツです。
迷っているのは響板にサウンドホールを開けるかどうかです。
ウルで発掘されたライアは、なにしろ紀元前2500年、ということは今から4500年前なので、響板材などの薄板はバクテリアが分解しちゃっていて形が残っていません。よってサウンドホールの存在すら判っていないようです。
こういった箱物共鳴箱はサウンドホールがあるのが一般的です。この穴の有無で音色
、鳴りが大きく違ってきます。
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by cicci2cicci | 2017-10-07 19:50 | ☆Sumerian Lyre | Comments(0)

庵月工房の日々、音楽、楽器のことなど・・・


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